高流動コンクリートの強度・耐凍害性に及ぼす蒸気養生条件の影響
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
高流動コンクリートは締固め作業を必要としないため、工場製品に適用できれば作業環境なども改善でき、欠陥の少ない一定の品質のコンクリートを安定して製造できる利点があるが、凝結遅延性があるため養生時間が長くなる欠点がある。そこで本研究は、凝結促進剤を添加した高流動コンクリートの圧縮強度と耐凍害性に及ぼす蒸気養生条件の影響について検討した。その結果、昇温速度を20 ℃/hとするとひび割れが発生し所要の圧縮強度が得られないが、凝結促進剤を添加することでひび割れを抑制し圧縮強度の増進が図れること、昇温速度を10℃/hとすることで、凝結促進剤無添加でも所要の圧縮強度と耐凍害性が得られることなどを明らかにした。
論文 | ランダム
- 大恐慌時と現在 株価の動きで酷似する点、異なる点--米国債が売られれば、株価はさらなる暴落へ (1929年暴落チャートの研究)
- 株価 現在は「50年に1度」の危機 調整は一巡しつつある
- 剖検心冠動脈造影による冠動脈硬化の病理形態学的研究
- On the Half-Filled-Band Hubbard Model
- ソハイオ法アクリロニトリル (流動層を用いる石油化学プロセス)