麻酔ラットへのマッサージ様触圧刺激が血圧に及ぼす効果
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
マッサージ様の触圧刺激による血圧に及ぼす反応を麻酔下の自然発症高血圧ラット(SHR)とその対照群で正常血圧のウィスター京都ラット(WKY)を用いて検討した。実験はウレタン麻酔、人工呼吸下のSHR、WKY(雄)を用いた。血圧は総頚動脈から導出しポリグラフに連続記録した。触圧刺激は歯ブラシを用いて腹部正中部に1 分間加えた。SHR では腹部への触圧刺激によって、顕著な血圧の低下が認められ、全例の平均は-15.7mmHg であった。WKY では、軽度の血圧の低下が認められ、全例の平均は-5.2mmHg であった。これらの結果は、高血圧の患者に対する手技療法の臨床応用を示唆するものである。今後、動物実験を用いた作用機序の研究が必要である。
論文 | ランダム
- ポンプ水車案内羽根のポンプ流れにおけるねじりフラッタ
- 私の研究視点
- 渦巻室と案内羽根との相互干渉 : 特異点法による二次元解析
- 摂動展開による超空洞翼列理論における第2近似修正
- 対称くさびキャビテーションの時系列解析 : 特に励振領域における動的挙動