スペインにおける障害者教育・支援に関する調査研究(1)― 大学の障害者支援プログラムの現状―
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概要
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スペインでは現在、障害者への高等教育の支援が政府、大学、研究機関、関連団体、企業の連携で機能し、教育の機会均、支援プログラムと技術の研究等が急ピッチで進められている。本研究ではスペイン国内の大学での障害者支援プログラムの内容を調べると同時に、教育現場での情報保障と人的支援、教材や環境設備の現状を把握することを目的とし、障害者の教育・支援と研究に力を入れているマドリード自治大学、カルロスⅢ大学、バレンシア大学内支援研究機関へのインタビューと施設の視察を行った。 調査内容は(1)大学での障害学生支援制度と現状。スペイン全大学における障害学生支援担当者、センターの有無。(2)マドリード自治州の国立・私立大学(主にマドリード自治大学、カルロスⅢ大学)での障害者学生数、受入れに関するガイドライン、講議での情報保障と学習支援の現状。(3)バレンシア大学の障害者学生数、受入れに関するガイドラインと実践。大学研究機関における支援プロジェクトと支援室の働き。(4)3大学の教育支援に関する学内の情報保障環境整備の事例、である。
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