スペインの障害者福祉政策と現状 ― ONCE における視覚障害者の教育と支援体制から―
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概要
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ここ数年、スペインでは「障害者のための社会参加推進計画」が実施され、障害者の為のアクセシビリティを確保するため公共輸送機関の整備、都市環境整備、通信設備の改善が進んでいる。スペイン視覚障害者協会(ONCE. Organizacion Nacional de Ciegos Espanoles)は視覚障害者の社会参加を推進し、視覚障害者への教育、雇用、研究、文化等の活動を提供してきた。1988 年オンセ財団(Fundacion ONCE)の設立後は、障害者全体の自立と社会参加を目指し、他の障害者団体と連帯し政府管轄の社会福祉協会と条約を結び、官民一体となっての障害者全体のノーマライゼーションの実現を目指して機能している。これらONCE の活動の中で、教育及び支援サービス、福祉機器の研究開発に関わる機関を中心に調査し、1999~2000 年、マドリッドにある理学療法大学、リハビリテーションセンター、OA 学習センター、支援機器開発研究センター等の視察を行なった。その内容を報告する。
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