聴覚障害における視覚情報処理特性― アイマーク・レコーダーによる眼球運動の解析―
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概要
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重度聴覚障害者では聴覚による情報の獲得が困難であるために視覚に対する依存度が高いことは想像がつく。本研究では本学聴覚障害関係学科の学生と健聴者を対象とし標的図を呈示した時の注視点の動き、および標的図と一部異なった図を呈示し再認の課題を与えた時の注視点の動きをアイマーク・レコーダーを用いて測定した。この結果より聴覚障害学生は視覚情報に対して敏感に反応し、優れた周辺視野により特異な視空間認知能力を発揮していることが示唆された。
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筑波技術大学学術・社会貢献推進委員会 | 論文
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