インクルーシヴ教育実験学校の構想 : 検討課題の設定にむけて
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概要
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本稿では,インクルーシヴ教育に関する実験学校の必要性を,国連の動向を背景にしながらインクルーシヴ教育の考え方と特別な教育的ニーズ論の特徴を基軸に据えて論じた。日本における障害者権利条約(2006)の批准に向けた文部科学省での検討等において,その基本概念となるインクルーシヴ教育の概念が恣意的にとらえられやすいことへの危惧から,「個々の教育的ニーズの多様性を包含する範囲を拡大するプロセス」であるとの認識を確認すべきことを指摘した。そして,それを具現化するための具体的な課題の検証のためには,従来の学校種や制度を超えた実験学校が必要であることについて論じた。
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