ポジティブ・アプローチによる地域開発 : -「イマジンまつど」「イマジン横浜」のケースから-||ポジティブ・アプローチ ニ ヨル チイキ カイハツ : イマジン マツド イマジン ヨコハマ ノ ケース カラ
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概要
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ポストモダンの政治・行政システムの核心に,価値の多様化を前提とした二つの視点がある。第一は,主体性・自律性・創造性に基づく参加・協働型システムの形成であり,第二は,サイレントマジョリティのニーズを政治・行政の意思決定プロセスに反映させるための討議型民主主義である。本論では,前者にフォーカスし,ポジティブ/ホールシステムアプローチの意義と個々のアプローチの特長を活かしたプログラムの設計について,“イマジンまつど"“イマジン横浜"のケースをもとに検討した。二つのケースづくりから,複数のアプローチを組み合わせながら,組織・地域開発プログラム全体をポジティブ・アプローチの実践プロセスとして設計,実践する一般的なパターンが確認できる。
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