前期高齢者の随意運動準備期における随伴性陰性変動(CNV)について
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概要
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前期高齢者の運動課題遂行に先行する準備過程について脳内情報処理過程の指標としてcontingent negative variation と運動遂行の指標としてRTを用いて検討した。その結果、高齢者のRT、EMG-RT、MTの遅速が明らかとなった。また、外的刺激に誘発される運動準備段階において、高齢者は早期から皮質活動を開始・増大していることが明らかとなった。高齢者において、自発的運動の運動準備を反映する準備電位と外的刺激に誘発されるCNV前期成分が重畳したと考えられ、円滑な課題遂行を行うために早い段階から皮質活動の開始と増大を行うことで行動発現を維持している可能性が示唆された。Motor task performance in elderly men was investigated by comparing reaction time (RT),EMG-RT, motor task (MT), contingent negative variation (CNV) in young and elderly men. In this study, we found that the RT, EMG-RT, MT, of elderly men in all tasks were significantly slower than those of young men. Moreover, pre-motor stage of CNV latency and amplitude in elderly men showed greater equipotential than young men. These findings suggest that elderly men maintained smooth behavior were increased cortical activity in early, CNV caused by external stimulation were laped potential over reflect exercise preparations potential for voluntary exercise.
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