仲間とかかわり合いながら, 運動が「わかる」「できる」, 学びを「いかす」授業の創造(2) : ゲーム・ボール運動「ゴール型」・球技「ゴール型」の授業づくりを通して
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本研究は, 子どもたちが運動の仕方が「わかる」こと, 運動技能をのばし「できる」ようになること, さらに, 学習したことを「いかす」ことで学びを広げ, 運動に親しむと共に, その楽しさを味わうことができるようにするため, ボール運動における「ゴール型ゲーム」に着目し, 授業研究を行ったものである。特に, ゴール型ゲームに必要な能力を空間認知力(ゲーム場面において自分がおかれている状況を的確に分析して把握し, 適切な動きかを瞬時に決定する能力)と設定した。子どもたちはパスを回して相手コートにボールを運んだり, ノーマークでシュートをしたりできる有効な空間に気づいたりして, それを生かした作戦や動き方について考え, 理解することができるようになった。また, 「できる」についてもボール操作技能の向上を伴うことによって, 有効な空間を生かした運動を楽しむ児童・生徒が育ってきた。この事によって空間認知力の育成という視点で授業を展開していくことが, ゴール型の学習において, 重要であることがわかった。
- 2011-03-24
論文 | ランダム
- ABC1遺伝子発現の制御
- S状腸利用による膀胱拡大術の経験 : 第53回宮崎地方会
- 副腎疾患の3例 : 第52回宮崎地方会
- 基礎 マクロファージからみた動脈硬化発症機構 (特集 血管生物学と疾患--基礎と臨床)
- 動脈硬化病変における acyl-coenzyme A : cholesterol acyltransferase (ACAT) の発現調節機構