教員養成系大学におけるボランティアを核としたキャリア教育の実践
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本研究ではライフキャリアの視点より教員養成大学のキャリア教育を捉えなおし、ライフキャリア教育の概念提示に基づき、自己開発とともに他者支援(ケア)の方向性をもつキャリア教育の枠組みを提示した。それらに基づき、ボランティアを核としたキャリア教育プログラム「ボランティア概論」 「ボランティア実践」を構想、実施した。教育実践の結果、受講生はプログラムを通して、 1.ボランティアに対する期待感、 2.他者や仕事との躊躇・戸惑い、 3.自己に対する挫折感・無能力感、 4.仕事に対する意欲の向上、 5.仕事を達成したときの満足感、 6.自己を高めるための向上心の芽生え・充実感、という過程を辿って学びを深めていた。また、ボランティア経験はキャリアに対する学生の意識を高め、特に「新しい発見・気付き」が学生たちの意識変化に大きく関わっていることが明らかになった。
- 2011-03-31
論文 | ランダム
- 解説 環境騒音・振動の自動監視評価システム--建設工事における住民との調和のために
- 環境騒音・振動の自動監視評価システムについて
- Two New Species of False Spider Mites (Acarina,Tenuipalpidae) from Japan
- 生物の飛行-上-
- 低速空気力学研究30年-下-