<Book Review> Modern poems of the Mount Ogura Utamakura: One Hundred Poets on Mount Ogura, One Poem Each
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概要
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Mount Ogura in Kyoto city is a place of utamakura (pillow poems) with a long history of waka (Japanese traditional verse) and even now is visited by many modern haiku and tanka poets. A group of contemporary tanka and haiku poets have compiled a modern anthology for Mount Ogura. Originally a nature-oriented genre of poetry, waka, tanka and haiku are sometimes classified as ‘nature writing’. 日本の伝統的な詩歌の歌枕である京都嵐山の小倉山には、現代でも多くの歌人や俳人が訪れる。彼らは小倉山のために一冊のアンソロジーを編んだ。和歌、俳句や短歌は本来自然と親しむ文芸として、海外でも人気があるが、例えば、環境や自然に目を向ける環境文学 (nature writing)として捉えなおすことも可能である。別の視点から捉え直すことで、新たな文学としての展開の可能性も見出せるように思える。
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