王弼易学における「上下卦の体例」についてIII
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
王弼は『周易略例』明彖の中で次の二点を主張している。一つは、特定の一爻(主爻・卦主)が卦義を決定すること(「卦主(主爻)の体例」)の主張である。もう一つは、爻を問題にせず上下の卦によって卦義が決定すること(「上下卦の体例」)の主張である。前者「卦主(主文)の体例」ついての検討はすでに終えてある。本稿では後者「上下卦の体例」が、王弼の『周易注』において具体的にどのように現れてくるのかを分析する。彖傳の上下卦にたいする言及の仕方を基準にして、六十四卦を四つのケースに分類して分析を進める。分量が多いため論稿を分割し、このIIIでは、「ケースC 彖傳が先に文に言及し後で上下卦に言及する卦」を検討の対象とする。
- 2009-03-12
論文 | ランダム
- プラズマソースイオン注入法によって作製したTiN相の特性評価
- 脳血流SPECT 3D-SSP解析におけるBWFの影響について
- 工学基礎(数学・物理)教育における人間力教育に関する実践的研究(第1報)
- 一般教育 : 現場からの一試論
- PJ-361 Long-term Intravenous Atrial Natriuretic Peptide Therapy Improves Sympathetic Nerve Activity than Short-term Therapy in Patients with Decompensated Acute Heart Failure(PJ061,Nuclear Cardiology (Coronary, Myocardium) 2 (I),Poster Session (Japanese),