医師の女性化と看護師の男性化 : 変化をめぐる観察の差異
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概要
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本研究は、医師における女性、および、看護師における男性という当該職業において従来性的少数派であった層の着実な増加傾向のなかで、そうした変化がいかなるものとして人々によって観察されているのか、その観察の特質を見出すため、それらの二つの変化(医師の女性化と看護師の男性化)をめぐる観察の差異に着目する。観察のアリーナとしては、国内医学文献を選び、具体的には、医学中央雑誌のデータベースを活用して、そこでの女性医師、および、男性看護師の語られ方(レトリック)について分析をおこなった。その結果、ともに性的少数派である両者に対し、その存在をめぐる観察の差異が確認された。この差異を観察可能にするものは、現代日本のジェンダ一体制と見なしうるもののー効果であると同時に、それ自体が効果するようなひとつの作動である。
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