福井県における森林環境教育の現状と課題
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概要
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本稿は、福井県の主に小学校と中学校における森林環境教育の現状と課題について、福井県森づくり課への聞き取り調査や福井県の公立小、中学校へのアンケート調査結果をもとに検討したものである。その結果、学校林を所有している学校及びその所有面積は非常に少なく、学校林を教育に積極的に利用している学校も多くないことがわかった。かつ森林に関する活動が学校敷地内や校舎内が中心であり、山林で活動する学校が少ないことが明らかになった。そして、森林に関する教育の内容では、小学校は森林理解の活動が多く、中学校ではその活動範囲がより広くなる傾向であった。また、諸活動の協力者は少なく、教師が指導できる範囲で指導している状況が多いことが明らかになった。
- 2011-02-18
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