呉服商岩城枡屋の店掟と近江商人矢尾喜兵衛の所懐
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概要
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論説(Article)この論文の狙いの一つ目は、大都市の規模の大きな呉服商の店掟と近江商人の所懐を紹介することである。二つ目は、金を儲けることについての考え方と利益についての考え方の両者の違いを比較することである。結論として、道徳観念の高さにおいて、近江商人の所懐は、呉服商の店掟よりも優れていることを導き出している。This paper aims to introduce business policies of the large dealer in kimono fabrics in major cities and the philosophy of an Ohmi merchant. Secondly, it compares their different attitudes towards what it is to earn money and how to deal with the profits. The conclusion reveals that, in terms of moral sense, an Ohmi merchant had more sophisticated business policies.
- 2007-09-20
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