ラオスにおける日本語教育事情 : 活動型初中級クラスにおける日本人学生との作文交換活動の実践報告を中心に
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本稿では、まず、ラオスにおける日本語教育の歴史と現状を概観する。ラオスの日本語教育は、2001年にラオス国立大学ラオス日本人材開発センター(以下、LJC)で組織的な日本語教育が開始してから、わずか7年であり、「創成期」から「発展期」に移行する段階にあると言える(平田2008)。現在のラオスの日本語教育の課題として、1)ラオス人教員の不足、2)ラオスの学習者や文脈にあった教材の不足、3)初級から中級への橋渡しならびに中級カリキュラムの整備などが挙げられる。次に、特に課題3)に関して、報告者がLJCで取り組んできた活動型初中級クラスについて紹介し、日本人学生との郵送による作文交換活動の実践を報告する。In this article is to report the history and current status of Japanese-language education in Lao P.D.R and Lao-Japan Human Resource Cooperation Center, National University of Laos (LJC). The present problems in Laos: (1) shortage of teachers in Lao people, (2) shortage of teaching materials, and (3) intermediate class. Then, this paper is to introduce on the pre-intermediate class in LJC, we tried the writing composition activity NNS in Laos and NS in Japan.
- 2008-11-29
論文 | ランダム
- 物理屋のためのインタ-ネット講座 第16回 インタ-ネット・タ-ミネ-タ-
- えひめ丸事件レポート 軍事優先の海の悲劇 (特集 船員と平和の海)
- 物理屋のためのインタ-ネット講座 第14回〔現場編〕リサ-チ・オンライン
- 「喘息大学」の22年が築いたもの (特集1 人間らしい保健・医療と健康学習)
- エレベーターペトリネットシミュレーションモデルの数量分析