ループ継手構造によるプレキャストコンクリート製 斜角大型ボックスカルバートの開発
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概要
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内空幅5m 以上の大型のボックスカルバート(以下,ボックス)は,現場の多くが斜角であるが,経済性の観点から場所打ちコンクリート施工が一般的であり,工期短縮,品質安定性などの観点からプレキャスト製品化が望まれている。筆者らは,斜角に対応した経済的なプレキャストボックスの開発にあたって,ボックスを頂版部材と側壁部材にセグメント化し,頂版と側壁の接合隅角部にループ継手構造を適用して,剛接合として一体化することを試みた。隅角部ループ継手構造の基礎実験を行い,その後実物大供試体を作製し,施工性や構造性能の検証試験を行い,想定どおりの施工が可能であること,一体型と同等の構造性能を有していること等を確認した。また,大型のボックスの断面力の算出方法は,弾性床上のラーメン構造として計算する方法が適切であることも明らかとなった。
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