外国人研修生・技能実習生の生活実態と意識―語りの中から見えてくるもの―
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
日本の外国人受け入れ政策は、1990年の入管法改定をターニングポイントとして急展開をみせた。その過程で生み出された様々な矛盾の1つに外国人研修・技能実習制度がある。「国際貢献」と銘打たれたこの制度は現在約20万人の研修生・実習生を擁すが、これまで彼ら/彼女らの生活や意識そのものが議論されることは稀だった。本稿は、これらの研修生・実習生の生活・意識実態を明らかにする試みである。まず制度を概観しその問題点を指摘した上で、研修生・実習生たちによる語りを手がかりにして彼ら/彼女らが日本での時間を自らの人生にどう位置づけ、日本人や社会とどう関わっていこうとしているのかを探っていく。
論文 | ランダム
- 課題を整理する ヘルスプロモーションの理念と個別健康教育 (特集 個別健康教育を考える)
- 地域把握のためのフォーカス・グループ・インタビューの利用 (特集 保健活動における地域把握の意義と方法)
- 地域でのこどもの生活習慣病の予防と対策 (特集 こどもの生活習慣病)
- 日本におけるPRECEDE-PROCEED Model適用の課題とその克服
- 地域における母子保健とヘルスプロモ-ション (特集 女性のヘルスプロモ-ション)