高齢者理解をめざした中学校家庭科の授業実践研究
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概要
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本研究は、中学校技術・家庭科、家庭分野の「B 家族と家庭生活」の指導において、高齢者理解をめざした 2 回の交流会を取り入れ、各体験後の感想から、生徒の内面にどのような変化がみられるかを検討したものである。具体的には、地元の漁協女性部の方にお越し頂き、郷土料理を教えて頂いた 1 学期末に開催した交流会と、同じく漁協女性部の方にお越し頂き、地元産の梨を用いたお菓子作りと会食の場を設けた 2 学期末開催の交流会である。各体験後に自由記述式の感想用紙を配布し、記述後回収した。そこに記された文言を分析した結果、交流会を重ねる毎の意識レベルの深まりは認められなかったが、いずれの体験からも高齢者理解の深まりは認められた。また、交流会前には存在した高齢者に対するマイナスイメージが交流会後にはなくなったということ、祖父母等高齢者と同居している生徒と同居していない生徒とに区分した場合、高齢者との同居生活を送っている生徒よりも別居生活を送っている生徒の方が、高齢者のより内面的な部分に注目し、それをプラスイメージで捉える傾向が強いということが明らかとなった。
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