体育授業における「動きの言語化」に関する一試論 : 鉄棒運動を中心に
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本研究は,新学習指導要領において指導内容の明確化,体系化が図られたことを受けて,この明確化が実際に教育の現場においてどのような形で行われているのかを明らかにした.今回は,運動領域を鉄棒運動に設定,さらに鉄棒運動を支える核となる動き,即ち「コアな動き」を『小学校学習指導要領解説 体育編』の例示より抽出し,この「コアな動き」を児童に指導する際に,どのような形で「動きの言語化」が図られているかを質問紙法により調査し,その内容を分析した.鉄棒運動における「コアな動き」は「支持」「ぶら下がり」「振動」「回転」「手首の返し」「手の持ちかえ」「足の振り上げ」の7つに収斂された.これらの動作の言語化は当然,個々の教師によって異なるが,今回収集したデータでは凡その方向性を確認することができた.児童の言語活動を支える意味でも,教師による「動きの言語化」は児童が理解し易い簡単かつ明朗な形で表現される必要があると考える.
論文 | ランダム
- 7. 食道癌術後長期生存例2例の検討(第33回食道疾患研究会)
- 322 食道癌治癒切除後にみられた再発例の検討(第20回日本消化器外科学会総会)
- 9. 食道癌の疫学的実態について(第30回食道疾患研究会)
- W_1-6 胃全摘術後の愁訴および障害とその対策(第17回日本消化器外科学会総会)
- II-C-10. sm 癌の治療の検討(第28回食道疾患研究会)