妊産褥婦と未熟児の支援システム構築に関する研究
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概要
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妊産褥婦と未熟児の支援システムに関する原著論文は34編,そのうち妊産褥婦に関する文献は25文献中看護職者の原著論文は18編(70.6%),未熟児に関する文献は9文献中看護職者の原著論文は6編(60.7%)であった.妊産褥婦の支援システムに関するそれぞれの持つ問題の支援,援助について具体的な内容については明確になっているが,病院と地域との連携による支援システムに関しての原著論文はみあたらなかった.ローリスク児とハイリスク児の支援システム,特に乳幼児虐待防止における支援システムについて,保健所と病院(周産期センター)と連携した原著論文は1編あった.その文献は,病院における地域保健室の位置づけを明確にし,問題分析と援助計画の作成に退院前の面接で把握する内容や医師,看護師,MSW(医療ソーシャルワーカー)間の連絡での把握項目を明確にしている.援助計画が作成されると保健所保健師への伝達項目,退院までのセンターでのファミリーケアの依頼と明文化されていた.
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