タイにおける低炭素自動車導入の電源ミックスへのインパクト分析
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概要
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本稿では2030年のタイにおいてEV(Electric Vehicles)及びPHEV( Plug-in Hybrid)等の低炭素自動車が導入された場合の同国の電源構成へのインパクトを取りまとめ,以下のような結果を得ることができた。1) 2030 年においてEV 及びPHEV は13.432(百万台)の保有台数になると予測され,原子力の導入が無い場合,充電による必要電力量はガス及び石炭火力発電所の焚き増しによって賄われることになる。2) 原子力が導入された場合は,EV,PHEV 用電力の多くは原子力(5,000 MW)によって賄われるが,石炭も焚き増しされることになる。3) 自動車自体からのCO2 も含めた,全体のCO2 排出量はEV,PHEV を導入した場合,導入しないケースより低炭素自動車導入によるCO2 の減少分が発電所の焚き増しによって相殺され,逆にCO2 排出が若干増加することになる。
- 2010-11-25
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