気象条件と疫病の相関関係を探る : パソコンを利用して
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概要
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統計学は日常生活に非常に関係の深い数学であるので、統計学を学ぶことにより今まで数学は身の回りの生活・環境とあまり関係が無いと思っていた学生も、数学と我々の生活・環境との結び付きの深さを知り、数学が有益であることをを認識する場合が多い。そこで,統計学の少しの基礎的知識をもつ学生に,彼らの多くが住んでいる土地(大阪)の気象条件(最高気温,最低気温,降水量,最高風速,平均湿度)について,疫病(嘔吐下痢症,ヘルパンギーナ,インフルエンザ)の罹病者数について,そして気象条件と疫病の罹病者数との相関関係について研究し,既習の統計学の知識がいかに我々の日常生活における問題解決に役立っているかを認識させた。
- 大阪教育大学数学教室の論文
- 1994-04-30
大阪教育大学数学教室 | 論文
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