図書館のサービス評価法: 説明責任を果す評価法の確立(1)
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概要
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当事者から信託を受けて事業を遂行する者にとって、評価を通じて説明責任を果たすことが強く求められるようになって来ている。図書館とて例外ではない。現在、日本の図書館は最適な評価法の確立をめぐって模索している段階である。本稿では、いくつかの有力な評価法を検討しうる可能性を論じた。その中で重要指標である「利用者満足度」について、日本の現状では信頼できる結果を導き出すのが困難な状況にあること。また評価を行ったことに満足し、評価後どう変化したかの追跡が不十分であることに疑問を呈した。評価と並んで、米国で一定の効果を上げている「(仮)図書館の実力度インデックス」日本版の導入も検討に値することを論じた。
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