軽度発達障害児への教育的支援 : 土曜教室における支援を通して特別支援教育を考える
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概要
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本論では,日本の教育現場において,学習障害に対する教育的対応が遅れたことについて検討を加え,北海道における学習障害の処遇を振り返りながら土曜教室の誕生した生成過程を検証した。そして,「北大土曜教室」における「軽度発達障害*1」のある子どもたちに対する教育的支援と学生たちの学びと育ちを踏まえ,その教育的意義を明らかにした。さらに,日本社会においてノーマライゼーションとバリアフリーを推進していく上で,特別支援教育の重要性について触れた。「北大土曜教室」における,“学び(専門)”と“育ち(人材)”を支えるシステムは,特別支援教育を推進していくうえで先進的な役割を果たしていることが示唆された。
- 2010-12-25
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