「非コア事業部」化に伴うコミットメントの組織的なエスカレーションに関する一考察--日本の総合重工業メーカーの造船事業部門を事例として
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本稿の目的は, 組織内の行為者たちの「価値観」と「組織構造」とを明らかにし, それらの相互作用を分析することによって, 組織が過去の誤った戦略に固執・執着してしまう組織的なメカニズムを解明する研究を展開することにある。より具体的に言うと, 多角化企業の本社部門と事業部門の相互依存関係という観点から, 多角化企業において, かつての「コア事業部」で, 現在は「非コア事業部」となっている事業部が収益の低迷の原因となっている事業戦略に固執してしまうメカニズムについて考察する。 (英文) This paper discusses the organizational mechanism to persist a losing course of action by analyzing the interaction between organizational belief and organizational structure. Especially, From the perspective of the interdependent relation among the corporate and division of the diversified firm, we investigate the organizational mechanism to persist a losing strategy of the division.
論文 | ランダム
- 最近における東京大都市圏の発展動向が通勤交通需要に及ぼす影響
- 東京大都市圏における人口・雇用ならびに通勤輸送需要の将来展望 (首都圏変容の展望)
- 東京大都市圏の地域構造と通勤交通の変化--ポストバブルにおける変動
- 首都交通圏の発展と通勤交通需要の変化
- 大都市圏交通計画の課題 (都市と交通計画(特集))