奈良大学図書館システムの再構築へ向けて: コンピュータ・システムの更新と今後の課題
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概要
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奈良大学図書館では2003年4月から、新コンピュータ・システム LIMEDIO を導入し、利用者サービスの拡充と業務効率化の両面で多くのメリットをもたらしつつ、現在も順調に稼動を続けている。本稿では初代コンピュータ・システム導入から15年を経過したことを機に、奈良大学図書館における電算化の歩みを回顧するとともに、LIMEDIO 選定の理由、更新の過程をまとめて分析・評価し、現時点における課題の総括を行った。とくに新コンピュータ・システムへの移行にともなうデータ・コンバートに関しては、職員が主体となったデータベース内容把握と基本方針設定の必要性を強調し、具体的な作業プロセスも記述して、今後、他大学図書館で参考となりうる視点の提供を期した。あわせて、奈良大学図書館が LIMEDIO 導入の成果を生かし今後取り組むべき課題として、電子図書館的機能の充実と時代に適合した利用者教育の実施を提言した。
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