河村民部著 『「岬」の比較文学:近代イギリス文学と近代日本文学の自然描写をめぐって』 (2006年刊、 335頁)
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概要
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書評(Review)日英比較文学の分野で本書が果たした貢献は、「岬」に焦点を与え、斬新で独創的な解釈を下したことにあろう。ワーズワース等の浪漫派の詩を専門とする筆者が、近代英国文学に見られる中性化されかつ精神主義化された西洋文学全般を支配する自然観及びその描写に対して、***スを内包する近代日本文学の自然観とその描写に注目し、日本文学における「岬」は<***>を招来させるトポスとして機能しているとの命題は、極めて暗示的効果を有し、斬新な分析は知的好奇心をそそる。
- 2006-12-31
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