給水栓水水質特性の主成分分析法による検討
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概要
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前報で得られた給水栓水水質検査結果データの給水栓水水質総合特性値について主成分分析法を用いて考察した。その結果,三つの主成分が得られ,調理との関わりも示唆された。一つには地質が異なることによる溶存成分の違いを代表する総合特性値→飲みなれたおいしさ,二つに殺菌・酸化といった消毒を担う塩素添加の状況を示すことを代表とする総合特性値→安心性と共においしさをマイナスへ導く因子,三つには生物体による物質循環を代表とする総合特性値と考えられた。なお,これら3主成分の各々の主要な構成変量は各変量間の相関係数行列においても強い相関がみられた。
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県立新潟女子短期大学 | 論文
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