新潟県の郷土食に関する研究(第6報) : ちまき,その他のだんご,餠について
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概要
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節句を中心に作られるちまきも,笹だんごと同じように手作り離れが見られるが,笹だんごより分布が広い。全国的にも有名なこれら越後ちまき,その他のだんご,もち類は晴食の食べものとして減ったとはいえ,根強く定着していることを知った。1 ちまき類は上越において盛んに作られ,笹だんごとは対照的である。2 ちまきに対する意識は下越においては低く,上越に於いて高い。3 佐渡には独特の「マキ」が,今後も島民の手によって作り継がれる貴重な郷土食である。4 ちまき,笹だんご以外のもち類,だんご類も優れたものが多く,その土地によって独特のものが作り伝えられている。5 文献には数多くのもち類,だんご類があり,行事とのかかわり合いの深さを知ることが出来る。
- 県立新潟女子短期大学の論文
- 1979-03-00
県立新潟女子短期大学 | 論文
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