聖書を踏まえた英詩評釈(Ⅲ) -Percy Bysshe Shelley-
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
英語英文学を学習する者にとって、神話とシェイクスピア、それに、聖書は必読の書である。拙文(I)において、聖書に明記されている‘above’に関する神の言葉を紹介し、 「上」という意味のほかに、別のアイデアを論述しておいた。また、(Ⅱ)において、詩の形の音を分析し、陰うつにして淋しい音色に託して、イギリス王 Charles Ⅰの呪われた運命を論述しておいた。いわゆる、「英国国教会」の会員であると同時に、 「アルミニウス派」の熱心な会員であったという、宗教上の「二足の草鞋」を踏まえて、国王は、当時の宿敵 Calvin 派の清教徒たちを徹底的に弾圧したのであった。 (Ⅲ)において、チャールズ一世の妻 Henrietta Maria が、「ローマ・カトリック教会」の会員であることにスポットライトをあてて、その「7つの秘跡」の薫陶をうけた妻が、断頭台で斬首された夫の冥福を祈る、彼女の心の風景を論述しようとする拙文である。
- 1994-03-31
論文 | ランダム
- DISCRETE SERIES WHITTAKER FUNCTIONS OF $SU(N,1)$
- MINIMAL $K$-TYPE WHITTAKER FUNCTIONS OF DISCRETE SERIES OF SOME $\mathbb{R}$-RANK 1 LIE GROUPS(Non-Commutative Analysis on Homogeneous Spaces)
- P-1152 甲状腺低分化癌における低分化成分の占める割合の臨床的意義
- 現実不適合的なモデルの意味
- 蛍光造影剤を用いた体内情報の経皮イメージング