小学校理科における地面温度測定の指導方法についての研究 -特に「太陽と地面の様子」の指導について-
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
小学校3年理科の「太陽と地面の様子」の内容のうち,「地面の暖かさや湿り気の違い」に関する地面の温度測定を中心に,授業の方法などについて研究を行った。この単元で学習する内容に沿った温度測定を行うために,温度計を地面に深く差し込む必要があることや,大分市周辺においてはこの単元を学習するに適している時期が9月~11月上旬であること,測定する場所に関しては,校庭などの1日中太陽の光があたる場所,校舎の裏の植え込み周辺などの1日中太陽の光があたらない場所を設定すると温度変化の違いが最も分かりやすいこと,傘などの補助教具を用いることで,温度測定が行いやすくなる可能性があることなどについて示した。We discussed the studied methods for teaching “the state of the sun and the ground” section in the contents of the third-grade elementary school class. We focused maily on thermometry of the ground in relation to “the differences of warmth and moisture of the ground”. We clarified the following: It is necessary to place the thermometer deeply in the ground. Around Oita City the suitable period to learn this unit is from September to the beginning of November. It is easiest to observe the different changes of temperature if measurements are taken in the playground or behind the school buildings. Thermometry may be easiest to carry out with the help of teaching aids such as umbrellas.
論文 | ランダム
- 「揚州夢」をめぐって
- 「ジャーナリズムとノンフィクション」研究のための調査ノート
- 炉温降下法によるKTN結晶の育成と電気的性質 : 誘電体
- 電子書籍に対するシャープの取り組み
- 「シャープ」に対する第11回審判開く 公取委--DS用液晶モジュール価格カルテル事件 審査官が第4準備書面陳述