商店街ECO 活動の意義と今後の事業戦略
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概要
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商店街と地域社会の関係が希薄化する中で,商店街のECO 活動は,自らの社会的責任,持続可能性,存在意義の訴求という視点から活動の意義が認められる。商店街のイメージアップや地域コミュニティの担い手としての期待に応える意味からも取り組む必要性が高い。本稿では,従来型の商店街事業(共同経済事業と環境整備事業)とECO 活動の位相関係を整理することで,ECO 活動を商店街の第三のコア事業として位置づけ,事例研究を踏まえて喪失感が漂う組織求心力の回復と地域社会の中での存在感発揮に向けて必要とされる戦略視点について考察する。また,行政には中小商業対策の視点に加え,地域政策の視点から民間企業や中間支援組織との協働を通じ,商店街のECO 活動をサポートするための施策拡充が必要であることを指摘する。
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