総合学習「奈良プラン」カリキュラム開発研究 -中窪実践「麦茶を作ろう」の授業分析を中心に-
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概要
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21世紀を間近に迎え、教育論議がさかんに行われている。教科内容の厳選、教科の再編・統合、学校5日制など、カリキュラムに関する研究が注目を浴びている。本研究は、そのような中、教育課程審議会の中間まとめで明らかにされた総合的な学習の時間において、児童・生徒、教師、地域住民の経験的な活動を地域文化・課題と結びつけて発展、作り出していく総合学習単元「奈良プラン」を展開するために、カリキュラム開発研究を行うものである。そしてその際、教師や児童・生徒に内在化されている教科観、学習観、評価観をそれぞれを明らかにした上で、カリキュラム開発を行っていくことを目指している。教員養成に携わる教員、児童・生徒、地域住民が、まさに総合していく学習を展開するためには、このような視点からカリキュラム開発をしていくことが必要と考えるからである。本論は、このような研究を継続していく第一報である。
- 1998-03-31
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