接着積層法による木材の曲げ加工の実践研究
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概要
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はじめに単板を接着積層して湾曲部材を製作し、つぎにそれを加工して作品を製作する一連の学習が、中学校の技術・家庭科木材加工の授業に導入できるか否かを研究授業を通して検討した。その結果は以下のようにまとめられる。 1)水分を含んで柔軟化した単板に接着剤を塗布し、成型圧締装置で湾曲に成型し、その形状を治貝で固定して乾燥する作業を中学生は1時間の授業で行うことができた。製作した湾曲積層部材も良好な仕上がりであった。 2)湾曲積層部材を利用した木材加工題材「タオルハンガー」の製作では、かんながけ、のこびき、孔あけ、接着接合、塗装等木材加工の基礎的な技能の向上と装飾部のデザインに関して創意工夫する態度が見られた。「タオルハンガー」題材を生徒全員が製作することができた。 3)部材の製作からこれを利用した作品製作までの学習に生徒は意欲と興味・関心を示し、木材加工学習の製作題材として授業に導入できる可能性があることを明らかにした。
- 1998-03-31
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