教師がふり返る, 自らのキャリア形成における壁とは何であったか
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概要
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神奈川大学教職課程では,横浜キャンパスと湘南ひらつかキャンパスの教員がともに,2007年度から2009年度までの3年間,「教員のキャリア形成に果たす神奈川大学の役割」というテーマのもとで共同研究を進めてきた。共同研究を始めた背景には,この間の教師教育をめぐる全国的な動向がある。2006年7月の中央教育審議会答申を受けて,教員の「資質能力」の向上と教職に対する信頼の確立を目的とした教員免許更新制が導入され,教職大学院が新設され,教職実践演習が新設されるなど,教師教育に関する制度改革が進められてきた。これらは,多くの大学が組織として現職教育に関わるという新しい事態をもたらした。私たちは,この間の教師教育をめぐる施策が現場の声を把握することなく進められていることに強い危倶を覚えた。そして,このような状況の中で,現職教員が大学を研修の場としてみたときに望むことや,教員養成教育に期待すること,また,私たち自身が教員のキャリア形成のために取り組むべきことを明確にしたいという思いで,共同研究を始めた。この間の政権交代に伴い,政策がさらに大きく変わろうとしているなかで,本共同研究のテーマはより一層重要性を増していると考える。
- 神奈川大学の論文
- 2009-03-31
神奈川大学 | 論文
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