アルタイ山脈におけるヌトック(里)の崇拝 ━ モンゴル国西部アルタイ山地のトルグート集団における調査から ━
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本稿では2008年8月21~9月20日まで行われたモンゴル国アルタイ山脈地域における現地調査を踏まえてモンゴル系トルグート集団の生活実情から現地の人々と自然との精神的なつながりを考察した。すなわち、集団つまり人間の移動によって居場所が変わり、随時たどり着いた土地をヌトック(里)と見なすことは遊牧の精神である。遊牧において人間と自然の出会いは常に新しくかつ密接である。そのため、「ヌトック」の移動は、「牧民」の移動でもあり、「里」が変わることでもある。両方を意味することは可能であって、アルタイ山脈地域のモンゴル系トルグート集団では「ヌトック」という語に「人間」と「自然」の意味が集約されている。
- 2010-09-30
論文 | ランダム
- 31 高塩基度操業における通気性 : 高炉低 Si 操業について(第 2 報)(高炉操業, 製銑, 日本鉄鋼協会 第 85 回(春季)講演大会)
- 討 1 高炉操業と焼結鉱の性状(I 装入物の性状と高炉操業, 第 85 回講演大会討論会講演概要)
- 52 焼結における蛇紋岩の滓化性に及ぼす操業方法の影響について(焼結・ペレット・耐火物, 製銑, 日本鉄鋼協会第 84 回(秋季)講演大会)
- 7 最近の操業解析 : 高炉低 Si 操業について(第 1 報)(高炉操業, 製銑, 日本鉄鋼協会第 84 回(秋季)講演大会)
- 44 名古屋第一高炉の吹止めおよび火入れについて : 名古屋第一高炉(第 2 次)改修について II(高炉操業・設備, 製銑, 日本鉄鋼協会 第 81 回(春季)講演大会)