Decay kinetics of long-lived photogenerated kinks in an MX-chain compound
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
The time evolution of the thermal bleaching of the long-lived, photogenerated midgap absorption band in a PtCl chain compound is examined in a temperature range 220–330 K. The long-lived absorption arises from kinks each confined in a segment of the PtCl chain by energy barriers of the order of 0.5 eV. Because of a random distribution of the barrier height the pair coalescence decay shows a lnt dependence at all temperatures in the experimental range, 0–60 min, of time t after discontinuation of laser pumping.擬一次元白金錯体のBF4塩の結晶に光誘起される長寿命のソリトンが自然消滅をしていく経時変化を220 Kから330 Kまでの範囲の種々の温度で詳細に観察し、ソリトンの運動と相互作用のプロセスを実験的に検討した。これにより、PtCl鎖結合には0.5 eV程度の不均一なエネルギー障壁があり、光誘起されたソリトンはこのエネルギー障壁を跳び越えて酔歩運動をしながら、相互衝突により再結合消滅をしていることが明らかになった。また、このような状況での一次元可動粒子の生存率が、時間をtとして -logt 則に従うという、不規則系の新しい実例であることが確認された。
- 1997-09-29
論文 | ランダム
- Organic-Inorganic Hybrid Materials for UV-Nanoimprint Lithography
- 『グリーンのカトリシズム』について
- 絡まりあってレールが見えないそんな芝居を作りたい。 (特集 表現者たち(2))
- 棺の意味 (仏教と民間信仰)
- 課税処分取消訴訟に関する一試論