コンクリート中の鉄筋の発錆実験 その5 -防錆剤添加量が多い場合(実験5) その1-
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
There has been said that the more salt in concrete needs the more dosage of inhibitors in concrete to prevent steels from corrosion. In Okinawa Prefectures, the reinforced concrete structures contain too much quantity of salt in their body concrete, and the serious damages of the structures due to steel corrosion have been prevailing overall the Prefecture. In this series of experiments, over-dosed corrosion inhibitor is contained in concrete to prevent steels from rusting. The experimental factors are salt content and dosage of inhibitor in concrete, and the levels of the former are 0.05, 0.15 and 0.75% of salt by weight of concrete and the levels of latter are two, three and four times as much as standard dosage of inhibitor which the makers specify. The experiments have been done in accordance with so-called "Experimental Design". The two-times-dosage of inhibitor is quite enough to inhibite the corrosion of steels in the concrete containing salt as much as 0.75% by weight. Three-and four-times-dosages are sufficient for preventing steels in the concrete containing as much as 0.15% salt from rusting. But the dosages couldn't inhibite the corrosion of steels in the concrete with 0.75% salt contained. This result seems to be quite strange, but it is concluded as in Experiments 1 that "when there are contained much salt (for instance, over 0.50% by weight of concrete in experiments 1), the more inhibitor exists, the more corrosion of steels results". Up to 9 month after embedding steels in concrete, an two-times-dosage of inhibitor seems to be quite enough for preventing steels in the concrete with 0.75% salt from rusting. The water cement ratio of 50 % may contribute to the above result.
著者
関連論文
- コンクリ-ト中の鉄筋の発錆実験-3-1年半および2ケ年時点-1-
- 105 コンクリート中の鉄筋の発錆実験(そのI)(材料・施工・基礎・防災)
- コンクリ-ト中の鉄筋の発錆実験-1-3ケ月時と6ケ月時-1-
- コンクリ-ト中の鉄筋の発錆実験-2-9ケ月および1ケ年時点
- 118 沖縄における鉄筋コンクリート造校舎の耐久性調査 : その2. 沖縄本島北部3村(材料・施工・基礎・防災)
- 沖縄本島北部3村の鉄筋コンクリ-ト造校舎の耐久性
- 石垣島の鉄筋コンクリ-ト造校舎の耐久性
- 那覇市内中学校の鉄筋コンクリ-ト造校舎の耐久性調査
- 沖縄の鉄筋コンクリ-ト構造物の耐久性--現況調査と考察-5-若狭市営住宅
- 沖縄の鉄筋コンクリ-ト構造物の耐久性--現況調査と考察-4-
- 沖縄の鉄筋コンクリ-ト構造物の耐久性--現況調査と考察-3-西表島
- 宮古島の鉄筋コンクリ-ト造校舎の耐久性調査
- 外気中における鉄筋の発錆量について
- コンクリート中の鉄筋の発錆実験 その8 -実験6 塩分量の少ない場合 その2-
- コンクリート中の鉄筋の発錆実験 その6 -実験6 塩分量が少ない場合、その1-
- コンクリート中の鉄筋の発錆実験 その7 -実験5 防錆剤添加量が多い場合、その2-
- コンクリート中の鉄筋の発錆実験 その4 -1年半と2ヶ年時点 その2(実験2)-
- コンクリート中の鉄筋の発錆実験 その5 -防錆剤添加量が多い場合(実験5) その1-
- ハイブリッドストレスモデルによる弾塑性解析法
- エポキシ樹脂塗装鉄筋の防食性に関する研究-1-
- コンクリ-ト中の塩分量分布とその移動に関する研究
- コンクリ-ト中の塩分量分布とその移動に関する研究-1-
- コンクリ-ト中の鉄筋の腐食による付着性状の変化-1-
- 有限要素法による鉄筋とコンクリ-トとの付着強度解析-1-異形鉄筋の割り裂き付着破壊について
- 塩分及び防錆剤等がコンクリートの諸性質に及ぼす影響
- 沖縄県でのコンクリート橋の耐久性調査
- 亜熱帯海域に設置したポーラスコンクリートに棲息する小動物に関する研究
- 亜熱帯環境下の海洋性生物の棲みかとしてのポーラスコンクリートに関する研究
- はり要素を用いたひずみ軟化解析法に関する研究
- 新しい増分解析法によるコンクリートの曲げ破壊挙動の解析
- 沖縄本島北部3村の鉄筋コンクリート造校舎の耐久性
- 沖縄の鉄筋コンクリート構造物の耐久性 -現況調査と考察、その4-
- 沖縄の鉄筋コンクリート構造物の耐久性 ―現況調査と考察、その5、若狭市営住宅―
- コンクリート中の鉄筋の発錆実験 その1-3ヶ月時と6ヶ月時(その1)-
- コンクリート中の鉄筋の発錆実験 その3―1年半および2ヶ年時点 その1―
- 沖縄の鉄筋コンクリ-ト構造物の耐久性--現況調査と考察-3-西表島
- 宮古島の鉄筋コンクリ-ト造校舎の耐久性調査
- 1033 亜熱帯海域に設置したポーラスコンクリートに棲息する小動物に関する研究(エコ・緑化コンクリート)
- 1001 亜熱帯環境下の海洋性生物の棲みかとしてのポーラスコンクリートに関する研究(コンクリート技術の新しいソフトウェア)
- 1019 沖縄県でのコンクリート橋の耐久性調査(耐久性診断・評価)
- 2007 新しい増分解析法によるコンクリートの曲げ破壊挙動の解析(コンクリート構造の破壊の力学 計算モデルと数値解析)
- 2072 コンクリートはりの引張破壊のための一増分解析法(破壊力学)
- 3020 ハイブリッドストレスモデルによる弾塑性解析法(構造解析)
- 2001 はり要素によるコンクリートの破壊解析(破壊力学)
- 2143 外気中における鉄筋の発錆量について(腐食・防食)
- 3020 せん断補正要素によるコンクリートはりの引張軟化解析に関する研究(破壊力学)