各施設の極低出生体重児における出生後早期の体温変化から考える課題 <ワークショップII>
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概要
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新生児の体温管理の重要性はすでに知られている. しかし, 出生後早期の体温変化の実態を示した文献は少なく, 体温管理の方法も施設により様々である.出生後早期の体温変化には, 施設の背景による違いも大きく関連すると考えられる. 例えば, 蘇生時の立会いを誰が行っているのか, 搬送方法, 搬送距離, 搬送時間の違いや蘇生室での処置の種類, 処置時間などにもそれぞれの施設の特徴がある. また, NICU入室後の環境や処置, ケアなども様々である.第19回日本新生児看護学会学術集会ワークショップでは, 4施設の極低出生体重児における出生後早期の体温変化の実態を通して, 施設間の体温管理の違いを含め, 適切な体温管理を行う上での視点や評価について参加者と意見交換した. その中からそれぞれの施設での課題を見出すと共にそれらを共有し, 明日からの適切なケアの提供につなげていきたいと考えている.I. 当施設の体温管理の現状と課題 久留米大学病院 新生児集中ケア認定看護師 吉井 千穂II. 当院の極低出体重児における出生後早期の体温変化から考える課題 広島市立広島市民病院 新生児集中ケア認定看護師 柚木麻由子III. 出生後早期の体温管理の取り組み 金沢大学附属病院 新生児集中ケア認定看護師 谷内 薫IV. 施設環境と初期ケア終了時間から体温の安定化に影響を与える因子を考える 東京女子医科大学附属八千代医療センター 新生児集中ケア認定看護師 瀬戸 智美
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