岡山県における小麦・大麦の作況指数変動に対する気象要素の影響
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概要
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1966-1995年の30年間について、岡山県の麦類の作況指数の変動と気象要素との関係について解析した。生育月別に作況指数と気象要素との関係を検討した結果、小麦では4月、6月の日照時間と正の相関、4月の降水量と負の相関が見られ、六条大麦では1月の降水日数、3月の気温、4月の日照時間と正の相関が、4月の降水量と負の相関が見られた。二条大麦では4月、5月の日照時間と正の相関、11月、4月の降水量と負の相関が認められた。このことから岡山県の麦の作況指数の年々の変動は、生育後期の日照時間と登熟期の降水量に最も深く関係していると考えられた。The influences of air temperature, precipitation, number of rainy days and sunshine duration on the crop situation index of wheat, six-rowed barley and two-rowed barley in Okayama prefecture were analyzed by using the data for the 30-year-period of 1966-1995. The crop situation index of these three crops showed high negative correlation with the precipitation in April and a positive correlation with sunshine duration in April. Precipitation over 150 mm or lesser sunshine duration under 190 hrs in April seems to reduce the yield of wheat and barley in Okayama.
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