前期中等教育段階における「生物の多様性」の取り扱いに関する比較分析 -アメリカ、オーストリア、日本の場合-
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概要
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The purpose of this study is to examine how biodiversity is treated at the lower secondary education in USA, Austria, and Japan. By comparing the national curriculum standards and some textbooks, we found that: The Austrian textbooks have the largest number of living things. The breakdown of categories and their imbalance are similar among three countries. The diversity within species, between species and of ecosystems are written in textbooks of three countries, but there are great variations in the way that biodiversity is dealt with. There are likely to be major changes in the approach to teaching biodiversity.学習指導要領と教科書を手がかりに、アメリカ、オーストリア、日本の前期中等教育段階において、「生物の多様性」がどのように扱われているかを比較検討した。示されている生物については、総数はオーストリアが最も多いものの、種類の偏りは3国とも類似していた。また、想定されている学習の内容・方法は、3国とも「遺伝子・種・生態系の多様性」に関する内容があるものの、扱いに大きな偏りがあった。「生物の多様性」の扱われ方が大きく変化していく可能性を秘めている。
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