乳幼児発達検査の変遷と保育への応用
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概要
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This study will examine whether the tests of infant development are useful to childcare teachers in understanding children in childcare environments. Tests of development are important because they will reveal the present developmental stages of the children concerned. The purpose of the tests lies in predicting the viewpoints which are needed for guidance while understanding the developmental stages of the children. The tests of development, which started with Binet-test as the prototype, will be reviwed along with the examination of the other tests in Japan. The purpose of this paper is to show their applicability in childcare environments.本研究は、発達検査が保育場面での子ども理解の手だてとなり得ることを明らかにするものである。発達検査を行う一つの効果は、対象となる子どもの発達状況を把握できるという点にある。その上で、子どもの状態をとらえながら、指導に必要な観点を予測することこそが発達検査の意義であるといえる。今日用いられている子どもの発達検査は、ビネー式知能検査を原型として発展してきた。その発達検査の歴史的な変遷について概観し、日本で用いられている発達検査がどう位置づけられているのかを整理し、保育場面での活用の可能性を検討した。
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