三回分院外来における女性の腹圧性尿失禁の実態調査
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概要
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The prevalence of urinary stress incontinence was investigated in 93 women consulting in our hospital by means of a questionnaire survey. The survey showed that 52.7% of the total cases experienced the loss of urine. 87% of the cases with the loss of urine were the cases with stress incotinence. The prevalence of incontinence increased with age up to 69.2% in the 60's. A positivecorrelation was found between the number of childbirths and the prevalence of incontinence.三朝分院外来を訪れた女性患者を対象に尿失禁に関する18項目のアンケート調査を行った。その結果,全体の過半数が尿失禁の経験者であった。腹圧性尿失禁が大部分を占め,高齢になるほど 経産回数が多いほど頻度が高くなる傾向がみられた。そのうちの約1割に尿漏れの頻度と程度が重かった。以上より,尿失禁について積極的な啓蒙,診断,治療の必要性が認められた。
- 岡山大学医学部附属環境病態研究施設, 岡山大学医学部附属病院三朝分院の論文
- 1991-08-00
岡山大学医学部附属環境病態研究施設, 岡山大学医学部附属病院三朝分院 | 論文
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