F. ビュイッソンの公教育思想に関する基礎的考察(6) ―初等教育局長時代の言説の検討:その1―
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概要
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本稿では、ビュイッソンの公教育思想をあきらかにする基礎的作業の一環として、自らが初等教育局長として推進した1880年代教育改革をどのようにとらえていたか、1883年6月の講演記録を素材に分析した。それは、(1)この改革の本質を国民教育の創設ととらえ、(2)その樹立のために無償・義務・世俗化の「三重の改革」を実施したこと、(3)改革の背景には実物教授の導入や教科目増加等の教育学的改革が存在したこと、(4)この改革における教員ひとりひとりの個人的努力を強調していたことなどと特徴づけることによって、この改革の意義を説明するものであったことをあきらかにした。
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