ドイツ啓蒙主義教育学の生成―カンペ編『総点検』の考察(3)―
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概要
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先のカンペ編『総点検』に関する人間学的観点からの論考を受けて,本稿では,汎愛派の教育・教授論形成の基礎として,多様に分散する哲学的構想のなかで,とくに汎愛派のロック受容と,それに対する批判,ならびに第2のライプニッツ受容を中心に考察した。『総点検』においてロックの経験論的・合理主義的認識論の影響を強く受けながらも,その機械論的・実証主義的な教育理解と対決し,ルソーの影響もさることながらライピニッツの影響のもと,それを「人間学化」し、子どもの自己活動的な形成過程に,カンペを中心とする汎愛派の「自然の教育」の哲学的基礎があることを『総点検』の分析を通して明らかにした。
- 2008-10-25
論文 | ランダム
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