特別支援教育におけるアートセラピー的アプローチの可能性
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本研究は、特別支援教育においてアートセラピー的なアプローチをおこなっていくことを目的とし、その可能性の検討をおこなった。研究1では、三重県内の特別支援学校を対象にアートセラピー的教育との関連から見た特別支援学校教育の実態をアンケート調査により把握し、結果の概要と分析をおこない特別支援学校におけるアートセラピー的教育の位置づけの可能性を検討した結果、自立活動に関する教育活動全般においてと図工・美術教育活動との関係性があると示唆された。研究2では、教師の生徒理解を深めるためのカウンセリング的機能をいかした授業の取り組みという視点から、アートセラピー的な教育実践を三重県内特別支援学校2校においておこない、その効果を検証し、その授業の問題点・改善点を挙げ、アートセラピー的教育実践のアプローチの可能性について考察した。その結果、アートセラピー的なアプローチをおこなうことによって、生徒についての理解が深まった。アートセラピー的アプローチは、今後の支援の手立ての構築の一つの手法として活用していくことができる可能性があることが明らかとなった。
- 2010-03-31
論文 | ランダム
- Angiotensin II downregulates renal expression of anti-aging gene, kiotho, and exogenous klotho gene transfer ameliorates angiotensin II-induced renal damage
- 113 MRI-q-space-imagingのシーケンス開発(GS1:診断・治療のバイオメカニクス)
- 高齢者医療のあり方を提起する (特集1 超高齢社会へのソフトランディング)
- 新規糖質の利用の現状と将来 (特集:新しい糖質の科学と産業)
- A-17-20 DS/SSを用いた車々間通信における符号割り当てに関する一検討