スペクトル分析を用いた知的障害児脳波の発達的特徴
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概要
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本研究では、知的障害児(12名)脳波の発達的特徴を考察することを目的とし、覚醒時脳波の測定と分析を行った。まず、記録した約30分間の脳波記録から、比較的安定した30秒間を選び、それを高速FFT処理し、平均パワスペクトルを求めて分析を行った。また、分析では、過去の記録とあわせて、年齢的発達に伴う脳波基礎周波数の変化を、縦断的に検討した。その結果、知的障害児脳波は健常児脳波の発達と比べて、遅れがみられるものの、同様の発達過程をたどっていることがわかった。また、年齢に伴い脳が発達していること、そしてその脳が発達する年齢は14歳前後であることがわかった。今後の課題としては、脳波測定の横断的・縦断的な積み重ねや、脳波の部位間関係の検討などがあげられる。
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