簡便な単分子膜法によるアボガドロ定数の測定教材
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概要
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高等学校の化学において基礎となる重要な単元であるアボガドロ定数は、大変大きな数であることから、その数を実験等によって確認することは極めて難しい。これまで、広く行なわれてきた滑石(タルク)あるいは墨汁を用いた単分子膜法を利用したアボガドロ定数の測定実験では、単分子膜の面積測定に困難を伴い、かなりの誤差を生じ測定精度は悪いものであった。今回我々は、面積の測定精度が高く、高校生レベルの学生が容易に実験できるストローを用いた分子占有面積測定装置を考案したので報告する。
- 大阪教育大学理科教育研究施設の論文
- 1996-02-28
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