ナビィ・ムンバイ商人の「ビジネス」の倫理 : 「コスモポリタン」の再考にむけて
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概要
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本稿は、インド、ナヴィ・ムンバイにおける、コスモポリタン都市と地域主義の関係性について考察することを目的とする。具体的には、商店街における新興極右政党による看板のマラーティー語化と、都市祭礼であるガネーシャ祭を事例とし、それらに対応する商人たちが用いる「ビジネス」の論理を検討する。先行研究では、商業都市ボンベイ(現ムンバイ)のコスモポリタニズムは地域主義の台頭によって衰退してきたと論じられてきた。しかし、そこでは現地の商人たちが用いる「コスモポリタン」概念についての検討は十分ではなかった。本稿では、地域主義的な現象に対し、商人たちがローカルな「コスモポリタン」概念に支えられた「ビジネス」の論理を用いて適応していく様子を明らかにしていく。
- 2010-05-01
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